モーゼルC96は1896年にマウザー社から販売された大型の自動拳銃
第二次大戦中、重火器である同社のMG151機関砲が日本では「マウザー砲」の名で知られ、、小銃など小火器の分野では「モーゼル」の呼び方で定着
作動方式はプロップアップ式ショートリコイル。
標準で付属する脱着式ストックやクリップ装填式の固定弾倉など構造的には小銃に近いものとなっている。
当時としては非常に優れた性能の拳銃で、登場から第一次世界大戦後までトルコ・イタリア・ペルシャ(現イラン)・オーストリア・ドイツ・フランスなどで制式採用された。 当時ドイツ陸軍で使用されたのは、9mmパラベラム弾仕様のM1916と呼ばれるモデルで、補給上の都合から、ワルサーP38、ルガーP08と弾を共有させたとされる。
弾薬の混用を防ぐために銃把の部分に赤色で「9」と刻印され、「Red 9」と呼ばれるようになった
■仕様 ダミーカートモデル
■口径 9mm
■銃身長 140mm
■全長 308mm
■重量 845g(カートリッジ含まず)
■弾数 10発
■素材 高比重樹脂