1899年に「Military & Police(軍と警察)」との名前で登場したリボルバーをルーツに持つモデルです。それより以前に発売された.38ハンドエジェクターと呼ばれていたモデルを発展形で、第二次大戦後にM10のナンバーが与えられました。大戦中は米-英軍が使用し、戦後も何十年にもわたり多くの米国内外の法執行機関によって広く使用されていました。その後も「Military & Police」は通称として残り続けており、現在でも「Military & Police」シリーズとしてラインナップが拡充しています。
その伝統を受け継ぐ、このM10の2インチモデルに「スクエア・バットモデル」が加わります。手の大きな米国人はラウンド・バットを嫌い、しっかり構えられるスクエア・バットを選択する場合も多かったようです。M36チーフスペシャルの5発の装弾数では心細いが、コンパクトなモデルが欲しいという需要から生まれたM10の2インチモデル。弾数も1発増え装弾数6発となり、ライバルであるコルト社のディテクティブ・スペシャルと同等になったことも大きく、またコルト社製リボルバーに比べ、コントローラブルでスムースなS&W社のトリガーアクションは歓迎されたことでしょう。法執行機関にもアプローチされ、非番用のコンシールド・キャリー・リボルバーとして採用された実績のあるモデルです。 このクラシカルなコンシールド・キャリー・リボルバーがS&W系Kフレーム最新のメカであるVer.3ガスガンとなって登場します。リアル刻印の再現はもちろん、特徴的な2インチバレルやスクエア・バットタイプのグリップ内部にはプレスウエイトが入り、ずっしりとした重量感とバランスも向上しています。内部は安定のVer.3メカが入っていますので、作動精度と実射性能も遜色ありません。
ガスガン 対象年齢18才以上
全長 185mm
重量 560g
装弾数 12発
フレームタイプ Kフレーム・スクエアバット
JAN 4537212011693